この資料は、愛知県北部9市町の店舗・中小企業に向けて書いたものです。 どのAIツールが良いかは書いていません。入れる前に決めておくことの順番だけを書いています。
出てくる数字はすべて国の統計です。各項目に出典を付けてあります。 印刷して社内で回していただいて構いません。
「うちみたいな小さい店でAIなんて」と言われることがあります。実際のところ、全国の中小企業がどうなっているかを見てみます。
この2つの数字が意味するのは、「遅れている」のはあなたの店だけではないということです。5社に4社はまだ入れていません。
ここが本題です。理由を聞いた調査の数字を、そのまま並べます。
よく「費用が壁だ」と言われます。しかしデータは逆を示しています。 費用を理由に挙げるのは、すでに検討している企業のほうが多い(61.0%)。 まだ踏み切れていない企業では42.3%です。
踏み切れない一番の理由は、値段ではありません。「自分の店の話だと思えていない」ことです。 そしてもう一つが「何に使えばいいか分からない」。この2つが本丸です。
抽象的な話にしないために、この地域の数字を置いておきます。国の調査による、市町ごとの事業所数です。
| 市町 | 事業所数 | 従業者数 |
|---|---|---|
| 名古屋市 | 125,476 | 1,447,686 人 |
| 一宮市 | 14,228 | 132,578 人 |
| 春日井市 | 9,833 | 107,793 人 |
| 小牧市 | 6,469 | 103,301 人 |
| 稲沢市 | 4,133 | 57,814 人 |
| 江南市 | 2,770 | 27,186 人 |
| 清須市 | 2,555 | 28,286 人 |
| 岩倉市 | 1,304 | 13,820 人 |
| 丹羽郡大口町 | 849 | 27,511 人 |
出典: 総務省統計局「令和6年経済センサス‐基礎調査」確報集計(調査期日2024年6月1日・公表2025年12月24日)。 「事業内容等不詳を含む」事業所数。雇用者のいない個人経営の事業所は対象外です。 結果の概要
愛知県全体では297,676事業所で、事業所数は全国4位。1事業所あたりの従業者数15.5人は全国2位です。 働く場所が多い県だということが、数字に出ています。
たとえば一宮市の14,228事業所のうち、AIを入れているのはおよそ5社に1社。 裏を返せば、1万社以上がまだ入れていないということになります。
ここからが本題です。多くの場合、失敗は「順番」で起きています。
| 「便利らしいのは分かるが、うちの何に使うのか」 道具の紹介から入ると、たいていここで止まります。先に決めるのは業務のほうです。 |
| 「入れてはみたが、誰も使っていない」 導入した月はみんな触るのに、二か月目には開かなくなる。よく見る形です。 |
| 「自分は使えるが、スタッフに渡せない」 社長の趣味で終わるか、店の仕組みになるかは、ここで分かれます。 |
私たちは、お店の状態を次の5つで見ています。どれが弱いかで、次にやることが変わります。
この5つは、11問の無料診断で点数が出ます。1分ほどで、いまどの軸が弱いかが分かります。
いちばん多い失敗は、全部を同時にやろうとして止まることです。順番はこれで十分です。
良くしようとしないでください。いま何にどれだけ時間がかかっているかを、紙1枚に書き出すだけです。直近1週間で「これは誰がやってもいい作業だった」と思ったものを3つ書き出せれば十分です。30分あれば終わります。
書き出した中から、最も時間のかかっているものを1つだけ選びます。同時に3つやろうとすると、まず続きません。文章づくり(案内文・返信・説明)はAIの得意分野なので、そこから始めると手応えが早く出ます。
うまくいった1つを、手順として残します。よく使う指示文を1枚のメモにして、店の共有場所に貼るところからで構いません。ここが整うと、AIは「社長の趣味」から「店の仕組み」に変わります。
この通りにやる必要はありません。ご自身の店に合わせて崩してください。 大事なのは、道具を選ぶ前に業務を決めるという順番だけです。
AIは能力の増幅器です。使う人の業種知識・経験・判断がないと、最大限には使えません。能力ゼロに掛けても、ゼロのままです。
最終の判断・決断・責任は、人が負います。AIがいくら賢くなっても、そこは代替されません。だから現場に行って、当事者として一緒に考える必要があります。
これが、資料や提案書を送って終わりにせず、お店まで伺っている理由です。 お店の業種を私が覚えるのではありません。効く勘所だけを抜き出して、積み上げていきます。 あなたの現場知識と、こちらのAI。掛け合わせて、あなたの店だけの仕組みをつくります。
正直に書きます。ランウィズに大きな導入実績はまだありません。あるのは、これだけです。
東京の会社が資料を送ってくる話ではなく、同じ地域で店をやっている人間が、現場を見て一緒に考える。 違いはそれだけです。
直近1週間で「これは誰がやってもいい作業だった」と思ったものを、3つ書き出してください。
それが、最初にAIへ渡す候補になります。
初回の店舗訪問・LINE相談は無料(60分)です。その場で、次の一手を1つお渡しします。